第1回 中華パーツ探索記『AC調光器』

今回はこれです。

何やら難しい商品名ですね。どこが何を意味しているのか・・・。
簡単に言うと、コンセントからの出力を変えられるパーツになります。

(※正しくは自由な量にまで減らすことができるパーツです。)

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商品パーツの外観

説明

カタログスペック

入力電圧:AC 220V
電圧調整:50V-200V
最大功率:2000W
最大電流:25A
外寸法:600mm (ボリューム方向) * 48mm * 28mm (高さ)
作動温度:-40 ℃ ~ 125 ℃
重量:43g

Amazon商品概要欄より

この商品の定格は220Vですが、100Vでも使えます。

最大電流は25Aと書いてありますが、これは220Vで想定した場合の値であり100Vで使用する場合は2000W(20A)までになるように利用しましょう。
また、一般的な家庭のコンセントは1500Wまでの利用を想定されているので、1500W(15A)までの電流になるようにしましょう。

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つまみ330度くらい回る

各部の使い方

入力1、入力2にコンセントからの出力を入れると、出力1、出力2から調節後の電力が出力される仕組みです。

おそらく、交流なのでプラスとマイナスはありません。N、Lと書いてありますが気にしないことにしましょう。

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各部の説明

ちなみに、直接コンセントのケーブルを引きちぎって噛ませたりしなくても、裸圧着端子というものを使えばネジの間に挟んで利用することができます。

1.25Y-3が利用できました。

実際の使い方は、下の方に書いてあります。

 

実際の使い方

接続方法

接続方法は2つあります。
今回は、「その機械専属の調光器」になる作り方をお教えします。

電圧を変更したい機械のコンセントの部分を途中で切ります。

切れた部分のすべての線に裸圧着端子をつけます。

最後に、圧着端子をワッシャーで噛むように、ネジで挟み込みます。

コンセントに繋がる線を入力、機械に繋がる線を出力に接続します。
(ぶっちゃけ多分逆でも機能しそう。)

言葉でいうと分かりづらいかもしれませんが、動画で見てもらえると案外簡単です。

施工動画

途中で音が出ます。ご注意ください。

上記で紹介した1.25Y3を利用して、ネジ部分に接続します。
また、テストで動かしてみています。