電源ユニットの選び方
前置き
パソコンの構成部品のうち、必須となるものの一つが電源ユニットです。
コンセントから来る交流を直流に変えてくれるパーツです。
どんな差があって価値(価格)が変わるのかなどを説明します。
電源企業と評判一覧
評判の悪くない電源(普通)
- Antec (アンテック)
- SilverStone (シルバーストーン)
- CoolerMaster (クーラーマスター)
- 玄人志向 (SSシリーズ)
- ENERMAX (エナーマックス)
- OwlTech(オウルテック)
評判の良い電源(安全)
それ以外は危険な会社なのでやめておきましょう。
一番人気はどれ?
一番人気は、コルセアです。
価格と安全の製のバランスが取れているので人気なようです。
ニプロンが一番安全性が高いようです。
しかし、ニプロン製の電源は高級なようで、手が出しにくい人も多いようです。
「何」で価格と質が決まるのか
- 変換効率
- 保護回路
- コードの種類
この3つが主な要素となるようです。
変換効率とは
コンセントから来る電気って交流ですよね?
それを直流に変えるのが電源です。
電気を変換する際には、必ずロスが発生してしまいます。
ロスが少ない方が効率が良く、無駄に電気を消費しないんです。
そして、熱も発生させにくくなります。
熱はパソコンの大敵なので、優秀な電源を選びたいですね。
どこに書いてあるの?
電源の変換効率は、80PLUS (エイティプラス)というもので規格化されています。
最低でも80PLUS BRONZE以上のものを取る事を心がけましょう。
GOLDだとかなり優秀、PLATINUMになると高級品になります。
電源の故障の危険性
電源は、パソコン全体に電気を供給するのが仕事です。
しかし、その電源が壊れたとなると、一大事です。
電気が止まってしまうのではありません。
故障した瞬間ショートするので、パソコン全体に膨大な電圧がかかり、ほかのパーツを巻き込んで破壊してしまいます。
それを保護してくれるのが保護回路です。
なので、電源は安全なものを選ぶためにも、評判の悪い会社は買わないようにしましょう。
ケーブルの種類とは
その電源に付いているケーブルの数で他のデバイスの数が決まったりします。
SATAの本数でHDDがつけられる数が変わったりします。
これは誰でもわかってくれると思います。
それとは別に、ケーブルが外せるモデルの電源ユニットがあります。
モジュラー式と呼ばれます。
特に、すべてのケーブルが外せるモデルはフルモジュラー式と呼ばれ、結構高いです。
モジュラー式の何が良いか、と言われたら話が長くなってしまうので、
興味がある方は、「パソコン 裏配線」で調べてみてください。
さいごに
私が推している(おすすめの)電源ユニットは、OwlTechです。
特別この会社の品質がいいわけではないです。
ではなぜか?
Owl Techを直訳すると、「ふくろう 技術」
もうお分かりですね?
・・・名前が可愛いからです。